2007年 08月 27日
第三回 怪談百物語
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8月25日(土)と26日(日)に商人援助会さんで行われたギルドイベント「第三回 怪談百物語」に行ってきました。
元々、商人援助会さんと私がやっていたギルドとで共同で行っていたのですが、私のギルドは休止になったので、商人援助会さんだけで行う事になりました。
ギルドイベントとして、怪談などテーマをつけてトークイベントを行うのは、手軽に行えて良いんじゃないかと思います。
「怪談百物語」では、何度かやっているので、なかなか本格的な人もいまして、文章なんかも気合が入っている人もいます。
私はいつもふざけたやつですが(笑)。
私の怪談(?)は下においておくので、気が向いたら読んでみて下さい。
私はプロンテラの騎士である。
プロンテラ騎士団に所属し、王国騎士団の一個中隊を任されている。
私は騎士としての人生に誇りを持っているし、技量にも自信がある。
周りの者も私には一目置いている、と思っている。
さて、とある日、私にそっくりな人が時計塔の地下3階にいるという話を聞いた。
それを聞いて、私はピンときた。
ドッペルゲンガー
今やミッドガルドでは珍しくなくなった存在
私のドッペルゲンガーがいても不思議ではない。
私は早速、時計塔の地下3階に向かった。
確かに似ている…。
髪型や体型はもちろんのこと、仕草まで私にそっくりだった。
ヤツは、監視をしている私を無表情で眺める。
何回かヤツの姿を見て、私はヤツが私自身であるとを確信した。
噂によると、ドッペルゲンガーを見た者は、
死期が近いという兆しらしい。
この私が…死ぬというのか!ありえない!!
死ぬのは…ヤツだ!
私は時計塔の地下3階でヤツを待つ事にした。
ヤツはそこにいた。
一心不乱で、バースリーを追っている。
周りにも狩りをしている者がいるが、お構いなしに狩りをしている。
騎士の風上にもおけないやつ…
まだヤツは私には気づいていないようだ。
私は静かにヤツの方向にすり足で近づく。
私は、試しにヤツの真横で自分の名前を呼んでみた。
ヤツは驚いてこちらを向き、俺の目を見抜く。
私は、ヤツの胸を目ざして、懇親の一撃を放つ!
ボーリングバッシュ!
決まったか!?
オートカウンター!
私の一撃が弾かれた!!
…流石、私、相手にとって不足は無い
勝負は長引きそうだな…
剣を交わす事数十分、ふと気が付くと周りに人が集まっている
ここは、そこそこ人がいるところだし、
これだけの剣戟をしていれば当たり前か。
通報を受けたのか、プロンテラ騎士団もやってきた様だ
手助けしてくれるのか!?
ピアーズ!
希望は絶望に変わった。
仲間のトライデントが私の胸に深々と刺さっている。
私はその場に倒れ込んだ。
槍は深々と私の胸に突き刺さり、抜く事も叶わない。
槍手は勝ちどきを上げて、私を刺したままその槍を頭上に掲げた。
薄れていく意識の中で、私は周りに集まってきた騎士団の面々を眺めた。
ヤツもいた。
ヤツは騎士団員の肩を叩き、その労をねぎらう。
「おつかれ」
「MVPおめでとう」
ああ、そうか…
ヤツがドッペルゲンガーなのではなくて、私がドッペルゲンガーだったのか。
視界から消えていくMVPの旗指物を見ながら、私はそんなことを考えていた。
名古屋大曽根の徳川園
尾張徳川家2代の隠居場所として知られる
閑静な住宅街の一角にある日本3番目の私立博物館
今日のその一角に舞台が組まれ
厳かな舞台が始まろうとしていた…
火入れの儀式を勤めるのは
…誰だっけw
まぁいいやw
尾張徳川家当代当主
火入れの儀式も終わり
厳かに夜の狂言が行われる
最初の舞台は猿楽
主役はもちろん
和泉流二十世宗家 和泉元彌
その声は透き通り
夜の名古屋の街に響き渡った
…しかし、私は気付いた
何かが間違っている事に…
ダブルブッキングとドタキャン、マダー!?
元々、商人援助会さんと私がやっていたギルドとで共同で行っていたのですが、私のギルドは休止になったので、商人援助会さんだけで行う事になりました。
ギルドイベントとして、怪談などテーマをつけてトークイベントを行うのは、手軽に行えて良いんじゃないかと思います。
「怪談百物語」では、何度かやっているので、なかなか本格的な人もいまして、文章なんかも気合が入っている人もいます。
私はいつもふざけたやつですが(笑)。
私の怪談(?)は下においておくので、気が向いたら読んでみて下さい。
私はプロンテラの騎士である。
プロンテラ騎士団に所属し、王国騎士団の一個中隊を任されている。
私は騎士としての人生に誇りを持っているし、技量にも自信がある。
周りの者も私には一目置いている、と思っている。
さて、とある日、私にそっくりな人が時計塔の地下3階にいるという話を聞いた。
それを聞いて、私はピンときた。
ドッペルゲンガー
今やミッドガルドでは珍しくなくなった存在
私のドッペルゲンガーがいても不思議ではない。
私は早速、時計塔の地下3階に向かった。
確かに似ている…。
髪型や体型はもちろんのこと、仕草まで私にそっくりだった。
ヤツは、監視をしている私を無表情で眺める。
何回かヤツの姿を見て、私はヤツが私自身であるとを確信した。
噂によると、ドッペルゲンガーを見た者は、
死期が近いという兆しらしい。
この私が…死ぬというのか!ありえない!!
死ぬのは…ヤツだ!
私は時計塔の地下3階でヤツを待つ事にした。
ヤツはそこにいた。
一心不乱で、バースリーを追っている。
周りにも狩りをしている者がいるが、お構いなしに狩りをしている。
騎士の風上にもおけないやつ…
まだヤツは私には気づいていないようだ。
私は静かにヤツの方向にすり足で近づく。
私は、試しにヤツの真横で自分の名前を呼んでみた。
ヤツは驚いてこちらを向き、俺の目を見抜く。
私は、ヤツの胸を目ざして、懇親の一撃を放つ!
ボーリングバッシュ!
決まったか!?
オートカウンター!
私の一撃が弾かれた!!
…流石、私、相手にとって不足は無い
勝負は長引きそうだな…
剣を交わす事数十分、ふと気が付くと周りに人が集まっている
ここは、そこそこ人がいるところだし、
これだけの剣戟をしていれば当たり前か。
通報を受けたのか、プロンテラ騎士団もやってきた様だ
手助けしてくれるのか!?
ピアーズ!
希望は絶望に変わった。
仲間のトライデントが私の胸に深々と刺さっている。
私はその場に倒れ込んだ。
槍は深々と私の胸に突き刺さり、抜く事も叶わない。
槍手は勝ちどきを上げて、私を刺したままその槍を頭上に掲げた。
薄れていく意識の中で、私は周りに集まってきた騎士団の面々を眺めた。
ヤツもいた。
ヤツは騎士団員の肩を叩き、その労をねぎらう。
「おつかれ」
「MVPおめでとう」
ああ、そうか…
ヤツがドッペルゲンガーなのではなくて、私がドッペルゲンガーだったのか。
視界から消えていくMVPの旗指物を見ながら、私はそんなことを考えていた。
名古屋大曽根の徳川園
尾張徳川家2代の隠居場所として知られる
閑静な住宅街の一角にある日本3番目の私立博物館
今日のその一角に舞台が組まれ
厳かな舞台が始まろうとしていた…
火入れの儀式を勤めるのは
…誰だっけw
まぁいいやw
尾張徳川家当代当主
火入れの儀式も終わり
厳かに夜の狂言が行われる
最初の舞台は猿楽
主役はもちろん
和泉流二十世宗家 和泉元彌
その声は透き通り
夜の名古屋の街に響き渡った
…しかし、私は気付いた
何かが間違っている事に…
ダブルブッキングとドタキャン、マダー!?
by Cuculus
| 2007-08-27 01:41
| ラグナロクオンライン